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『芸術は爆発だ』

 

 

自分の中に毒を持て<新装版>

自分の中に毒を持て<新装版>

 

 

 

『自分の中に毒を持て』

 

1996年にお亡くなりになった岡本太郎さんの書籍です。

 

かの有名な太陽の塔を構想した方です。

 

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芸術は爆発だ」「太陽の塔をつくった人」

このようなイメージをお持ちの方々は多いんじゃないでしょうか。

 

  • 小さなことでも悩んでしまいがちな方
  • 「〇〇をしたい」と思っているのに、なかなか行動ができない方
  • 他人の評価ばかりが気になって、自分が思っている本当の気持ちを伝えられない方

 

この書籍は以下のような方々にはぴったりの本だと思います。

悩んでいることが馬鹿馬鹿しくなって、前向きな気持ちになれるかもしれません。 

また悩んでいる背中を押してくれるかもしれません。

それほどのエネルギーがこの書籍にはあります。

 

メインテーマは「生きる」ということ。

生きるという事はどういうことなのか。

その在り方を強烈な岡本太郎節で語られています。

 

流行を追った、誰しもが綺麗だというものは、

その時、その時代の価値観に沿っているからであり、時が経てばすぐに飽きがくる。

 

時が過ぎ、時代が移り変わっても真に価値があり、認められるのは、

特異的であり、一見して人からはなかなか受け入れ難いものである。

 

それはあのピカソの作品も見てもわかる。

一見すると奇妙なものに見えるが、そこには強烈なメッセージが秘められている。

特異的なものが普遍的であり、一般的に綺麗やかっこいいといったものはただの流行である。

 

特異的な考えや思想は動き出す時には勇気がいるし、必ず周囲から反対をされる。

 

それでもいい。

それが自分を本心から出すということであり、生きるということそのものだから。

だからこそ、人間はうちに秘める思いを露わにし発出するべきである。

その感情の発出こそが、爆発である。

 

世間の価値観に縛られることなく、自分を表現する。

その内面を外に映し出すという行為は芸術そのものだ。

芸術こそが未来にメッセージを与え続けることができる方法なのだ。

つまり自らの思いをぶつける芸術は、生きるという行為、そのものなのである。

 

このようなメッセージを、今の時代じゃ、なかなか書きづらい、

辛辣な言葉で書き記されています。

 

インパクト抜群です。

現代の空気を読むことが当たり前となっている日本人には、

とても刺さるものがあるのではないでしょうか。

自分の人生への考え方に、必ずや良い刺激を与えてくれると思います。

 

お時間のある方は是非読んでみてはいかがでしょうか。

つい悩んでいることがどうでもよくなるかもしれません。